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クワガタ ペアリングの巻

ペアリング
♂オス♀メスがいる場合は、繁殖させる事が可能です。羽化した年のペアリングは難しく成熟していないオス♂はメス♀と喧嘩してしまいます。最悪の場合は殺してしまいますので、越冬させたペアを使うのがいいでしょう。オオクワガタ、コクワガタなどは比較的、人工繁殖が容易で成功すれば1ペアから20〜30匹に増やすことができます。ミヤマクワガタは繁殖が難しいとされています。ミヤマクワガタが繁殖できれば他のクワガタは容易に繁殖できると言われるほどです。但し、増え過ぎてしまうこともあるので、責任を持って飼育できる範囲で繁殖させることも重要です。外国産のクワガタは増えすぎたからと言って絶対に放虫しないようにしてください。また、国産クワガタでも産地の問題もありますので安易に放虫しないよう心がけましょう。

コバエシャッター蓋+ケース/中★いやなコバエをピッタリシャット!保湿効果もあり、クワガタ、... 飼育ケース
ペアリングケースは産卵木が入るようやや大きめのケースを利用します。産卵木を加水してありますので、中が乾燥しないものが良いです。お奨めはスタック、コバエシャッター中です。ちょうど産卵木が3本ぐらい入る大きさです。
クワガタ4000匹以上がお待ちしております! マット
産卵木を埋め込むマットです。特に重要なものではないので、市販されているマットならなんでもよいです。但し、もし可能なら質の良い発酵マットを使いましょう。産卵木で育った幼虫が外に出てしまっている場合が多いからです。その時に質の悪いマットでは大きくすることができません。
クワガタ4000匹以上がお待ちしております! 産卵木
クワガタの多くは朽ち木に産卵します。椎茸栽培で使用したクヌギ・コナラのホダ木が一般的です。クヌギ材の方が少し高価です。コナラ材はクヌギに比べ少し柔らかめです。芯が太いものは材割り時割りにくく、♀も材に浸入しにくくなるので、出来るだけ芯の小さいものを選びましょう。外国産のクワガタは大きめで柔らかめの材を好む傾向にあります。購入時は乾燥しているので半日加水して、陰干ししてからマットに埋め込み使用します。産卵木は産卵木で詳しく紹介しています。

ペアリングセット方法
埋め込みマットをケースに5〜10cm程まで入れ、その上に産卵木を置いて終了です。後はゼリーとクワガタを入れるだけです。埋め込みマットと言っても、産卵木は埋め込みません。埋め込んでも外に出されてしまうケースがほとんどです。産卵木はしっかり皮を剥きます。剥かなくても問題ありませんが、幼虫は皮を食べません。マットはあまり加水しない方が良いです。すでに産卵木がかなり水を吸っているので、さらにマットを加水するとケースの中がベチョベチョになってしまう場合があります。乾き目のマットを入れれば水分を吸ってくれるので、ちょうどよい具合になります。

ペアリングの方法
ペアリングの方法は自然交尾法、強制交尾法とあります。私はケースの中に♂オスと♀メスを入れるだけの自然交尾法です。小さいケースに入れて人が見ている前で無理やり交尾させたり、小さいケースで1〜2週間一緒にする強制交尾法がありますが、ペアリングケースに入れて置けば勝手にやってます。あまり心配する必要はないと思います。1〜3週間の間、放っておけばいいのです。強制交尾法では交尾の回数が少なく、あまりたくさん産まないという話もあります。

飼育場所
オオクワガタ等の警戒心の強い種類は、暗くて静かな場所に置いておくようにします。振動を与えたり、人の気配がすると交尾をやめてしまう場合があるので、交尾の様子を観察するのは結構難しいです。私も初めのうちは交尾しているかどうかいつも心配でケースを覗いていましたが、交尾しているところに遭遇することはあまりありませんでした。でも、ちゃんと産んでました。おそらく深夜の時間帯に交尾しているケースが多いと思います。

ペアリングの時期
飼育温度は、25〜30℃の間にします。あまり温度が低いと交尾しないようです。日本の夏は暑いのですから、国産オオクワは温度を高くしないと駄目なようです。低温飼育が流行っていますが、国産は日本の気候に合わせて飼育しましょう。私のペアリングは4月下旬頃から始めます。割出しが6月初旬〜下旬です。この時期にやれば、空調を使わなくても25℃前後の気温だからです。また、自然のクワガタが活発に活動するのもこの時期です。

ペアリング開始 ペアリング 産卵 割り出し
年月 4月下旬 5月初旬まで 5月末頃まで 6月初旬〜下旬
期間 - 1〜3週間 2〜4週間 1〜2週間
※ペアリング開始が上記より1〜2ヶ月遅くても問題ないです。

♂オス♀メスの相性
個体の大きさや性格などにより、♂オス♀メスには相性があります。あまり大きさの違うペアや攻撃性の強い個体でのペアリングは失敗することがあります。相性が悪い場合、♂オスと♀メスでもケンカをすることがあるため、あまりケンカが激しいようであれば相手を変えた方が良いでしょう。そのまま一緒にしていると、足などを噛み切られたり、殺されてしまう場合があるため、良く観察しておきましょう。

個体サイズ
なるべく大きなサイズの個体を選んだ方が良いでしょう。親が大きければ、繁殖に成功する確率が増えるだけでなく、その子供も大きくなる可能性が高くなります。また、大きさの違いによる相性不一致を防ぐため、なるべく釣り合いの取れた大きさのペアを選ぶようにしましょう。
♂オス
(mm)
50 52 54 56 58 60 62 64 66 68 70 72
♀メス
(mm)
35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46
※サイズ表はあくまで参考であり、その他の要因により相性が合わないことがあります。また、2〜3mm違っても問題ない場合もあります。

個体の成熟
交尾させるクワガタは羽化してから最低でも3ヶ月以上経ち、エサを食べるようになったクワガタを使いますが、できれば一度越冬させた方が良いです。クワガタが交尾するようになるまでには結構時間がかかります。若すぎて未成熟の場合は、交尾できる状態ではないため、ケンカをして相手を傷つけてしまうことがあり、無精卵になる可能性もあります。また、羽化後3年以上経った古い個体や、あまり元気のないものは避けた方が無難です。

欠損
体の一部に欠陥がある個体は、交尾、産卵に適さないため避けた方が良いです。
「♂オスで後脚の附節、脛節がない個体」
交尾の際に、♂オスは後脚で♀メスの上翅をさすって求愛行動をとります。後脚に欠陥がある場合、交尾できないことがあります。
「♀メスで大アゴが欠けていたり、前脚の脛節がない個体」
♀メスは産卵する際に大アゴで産卵木をかじるため、大アゴに欠陥があると、産卵が円滑に行えない可能性があります。先端が欠けている程度だと産卵はできるようですが、産卵数が減ったり、必要以上に体力を消耗してしまう場合があります。また、産卵巣に卵を産みつけた後、前脚で木屑を埋め戻す必要があるため、前脚が欠落している個体は避けましょう。(附節はなくても問題ないようです)

ペアリング中のエサ
交尾産卵時は体力を消耗するため、ペアリングする1週間位前から、♂オス♀メスともタンパク質に富んだエサを与えるようにします。特に♀メスは産卵時にタンパク質を必要とするため、タンパク質不足の場合、♂オスを捕食する事もあるので要注意です。ペアリング中は16gのゼリーを週に3〜5個は入れておいた方が良いです。若干高価ですが、専門店で売られている高タンパクゼリーが良いです。オオクワガタは他の昆虫を捕食することもあります。特に人工飼育には、カブトムシの蛹をエサとすることは有名でタンパク質補給に効果があり、好物のようです。

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